正直、誰にも教えたくない、と思った一冊。
「1日30分」を続けなさい!人生勝利の勉強法55 「1日30分」を続けなさい!人生勝利の勉強法55
古市幸雄 (2007/06/21)
マガジンハウス

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こういう"How to"本は自分の気休めにしかならず、アテにしようと思わないようにしていた。それでも本書を買ってしまったのは、仕事をしながらさらに何かを勉強すべきなんだけど、どうしよう…と悩んでいたからである。アマゾンのレビューもおおむね良好であったため購入に至った。
約3日で読破し、純粋に「すげえ、これなら出来るかも。」と思った。

私の理解では、本書は「勉強とはそもそも苦痛なもので、それを乗り越えてこそ本当に勉強を『やった』と言えるのだ」という一般的な「勉強」に対する固定観念を持つ自分の「頭」をうまくごまかしごまかし長期的に勉強を「続ける」方法を提案している。
また、「忙しくて勉強する時間がない」「勉強する環境がない」「勉強を続けていてもモチベーションが下がってきてしまう」などの私たちが思いつくであろう「言い訳」をかなり明快に打ち崩す。
詳しい内容を列挙しているときりがないので、目次を列挙する。
●プロローグ
●第1章 人生は勉強した者が勝つ!
●第2章 勉強時間を捻出する方法
●第3章 勉強に集中する方法
●第4章 短期集中型・長期計画型の勉強法
●第5章 本気の人のための英語勉強法
●第6章 勉強を成功させるための目標設定方法
●第7章 勉強効率アップのための食事・睡眠
●第8章 勉強効率アップのためのツール
●エピローグ
●参考文献

特筆すべきは、第7、8章で、食事、睡眠、ツール(文具から椅子、照明器具まで)にまで言及しているところだ。これまでありきたりであったこの手の本は精神論のようなものに終始していた印象があるが、具体的に筆者の経験から、この方法・この道具がいい!というものを紹介してくれているので説得力がある。

さて、私は55の勉強法のうち、6か所に付箋を張った。
・勉強法21 効果的な休憩方法とは?
・勉強法22 休憩時間の意外な使い方とは?
・勉強法23 長時間勉強を続けるコツは?
・勉強法24 気分が乗らない時の対処法は?
・勉強法27 私の留学を成功させた長期計画型勉強法とは?
・勉強法32 本気の人のための英語勉強法とは?

筆者は、「55の勉強法のうち、これならできると思ったものを1つあるいは2つ選んでやること」と忠告している。では私は上記のどれを最初に始めようか。選んでこのに宣言しておきたい。
…とりあえず「勉強法21」をやってみよう。これは「集中力が途切れる(or勉強に飽きる)前に休憩をとる」である。中断するのは結構思い切りが必要だが、慣れていくと思う。

余談だが、私がこの本を読み始めてホッ胸をなでおろした文面がある。それは「本は身銭を切って買え(借りるのではなく)」と「買った本は買った日のうちに読み始めよ」というものだ。今回に限っては、私はこの本を身銭を切って購入し、購入日に読み始めた。というわけで、本はできるだけ自腹を切りましょう(苦笑)。

2007.09.30