またしても文房具です。
コクヨより、テープのり。
dotliner_miniy.jpg

画期的商品と高く評価している。世間でもっと評価されるべきだと思う(笑)。購入前は、修正テープのように途中で空滑りしないか、案外強い粘着力で「はってはがせる」したいならポストイットのほうがいいのでは、など疑心暗鬼だったので、使い捨てのミニタイプを購入した。が、すべてが杞憂だった。
まず空滑りについて。修正テープと異なりテープ幅が太いため、空滑りやテープが溝から外れてしまうことはない。ミニタイプについては、テープが外れ使えなくなるという被害もまだない。
そして粘着力。本当にはがしてもあとが残らない。はがした直後は若干のりのドット跡は残るが、紙相手でも、プラスチック相手でも指で軽くこするだけでポロポロと簡単になくなる。そのポロポロ具合が、周囲からみるとあまりきれいではないのだが。あと、時間がたつとテープからのりが離れにくくなるため、大事大事ではなくささっと使い切るのがポイントのようだ。

で、両面テープ/のり系のジャンルで粘着度を他製品と比較してみた。わかりやすいように(わかりにくいかもしれないが)ナイスタックの偏差値を50で(独断と偏見で)換算した。(post-itはおまけ)

 [ニチバン]ナイスタック屋外掲示用…67
 [ニチバン]ナイスタック強力タイプ…55
 [ニチバン]ナイスタック一般タイプ…50
 [コクヨ]ドットライナー(しっかり張る)…49
 [ニチバン]ナイスタックしっかり貼れてはがせるタイプ…45
 [ニチバン]ナイスタックリムカ…42
 [コクヨ]ドットライナー(張ってはがせる)…40
 [3M]post-it強粘着シリーズ…37
 [3M]post-itスタンダード…33


以下、製品情報。
[コクヨ]ドットライナー
[ニチバン]ナイスタック
[3M]post-it

2007.09.30 
メモ帳のロディアをマウスパッドにしちゃった一品。
Rhodia_clickblock.jpg

¥500(税抜き) 190×230mm 30ページ
これのすごいところは、マウスパッドとして使用する際の考慮が行き届いていることである。
1. 裏面(一番後ろの紙、この一枚だけはメモ仕様ではない)がすべり止め加工されており、紙の束がちゃんとマウスパッドになっている。またその一番後ろの紙があるため最後のメモ一枚まできちんと役割を果たす。
2. 上から見た場合の底面、左面のみ紙を止めるノリ付けがされているため、用紙の束全体がずれない。マウスは右手で使うため、角がめくれ上がってこない(丸角にされているのも理由だが)。
3. 光学マウス対応。

私はそもそも調べようと思った内容をPC立ち上げ時に忘れてしまうことが多いため(年齢のせいかわからないが)それを書き留めておいたり、調べたご飯屋さんの名前等のメモに使用する。PCとTELが近くにある人は、このメモ一つで十分だと思う。しかしこのメモも基本的に消費していく情報を書くためのもの。大事なIDやPWはPCのそばにあるほうが便利だが、そういった長期的な情報を保存するには不向きである。
個人的には、もう一回り小さくてもいいかなと思う。


PCサイドに置くメモ帳として、「RHODIA 8200」(¥250税抜き)も試してみたい。

2007.09.30 
正直、誰にも教えたくない、と思った一冊。
「1日30分」を続けなさい!人生勝利の勉強法55 「1日30分」を続けなさい!人生勝利の勉強法55
古市幸雄 (2007/06/21)
マガジンハウス

この商品の詳細を見る

こういう"How to"本は自分の気休めにしかならず、アテにしようと思わないようにしていた。それでも本書を買ってしまったのは、仕事をしながらさらに何かを勉強すべきなんだけど、どうしよう…と悩んでいたからである。アマゾンのレビューもおおむね良好であったため購入に至った。
約3日で読破し、純粋に「すげえ、これなら出来るかも。」と思った。

私の理解では、本書は「勉強とはそもそも苦痛なもので、それを乗り越えてこそ本当に勉強を『やった』と言えるのだ」という一般的な「勉強」に対する固定観念を持つ自分の「頭」をうまくごまかしごまかし長期的に勉強を「続ける」方法を提案している。
また、「忙しくて勉強する時間がない」「勉強する環境がない」「勉強を続けていてもモチベーションが下がってきてしまう」などの私たちが思いつくであろう「言い訳」をかなり明快に打ち崩す。
詳しい内容を列挙しているときりがないので、目次を列挙する。
●プロローグ
●第1章 人生は勉強した者が勝つ!
●第2章 勉強時間を捻出する方法
●第3章 勉強に集中する方法
●第4章 短期集中型・長期計画型の勉強法
●第5章 本気の人のための英語勉強法
●第6章 勉強を成功させるための目標設定方法
●第7章 勉強効率アップのための食事・睡眠
●第8章 勉強効率アップのためのツール
●エピローグ
●参考文献

特筆すべきは、第7、8章で、食事、睡眠、ツール(文具から椅子、照明器具まで)にまで言及しているところだ。これまでありきたりであったこの手の本は精神論のようなものに終始していた印象があるが、具体的に筆者の経験から、この方法・この道具がいい!というものを紹介してくれているので説得力がある。

さて、私は55の勉強法のうち、6か所に付箋を張った。
・勉強法21 効果的な休憩方法とは?
・勉強法22 休憩時間の意外な使い方とは?
・勉強法23 長時間勉強を続けるコツは?
・勉強法24 気分が乗らない時の対処法は?
・勉強法27 私の留学を成功させた長期計画型勉強法とは?
・勉強法32 本気の人のための英語勉強法とは?

筆者は、「55の勉強法のうち、これならできると思ったものを1つあるいは2つ選んでやること」と忠告している。では私は上記のどれを最初に始めようか。選んでこのに宣言しておきたい。
…とりあえず「勉強法21」をやってみよう。これは「集中力が途切れる(or勉強に飽きる)前に休憩をとる」である。中断するのは結構思い切りが必要だが、慣れていくと思う。

余談だが、私がこの本を読み始めてホッ胸をなでおろした文面がある。それは「本は身銭を切って買え(借りるのではなく)」と「買った本は買った日のうちに読み始めよ」というものだ。今回に限っては、私はこの本を身銭を切って購入し、購入日に読み始めた。というわけで、本はできるだけ自腹を切りましょう(苦笑)。

2007.09.30 
「退屈」の続編に該当する、ハルヒシリーズ第4巻。

涼宮ハルヒの消失 (角川スニーカー文庫) 涼宮ハルヒの消失 (角川スニーカー文庫)
谷川 流、いとう のいぢ 他 (2004/07)
角川書店

この商品の詳細を見る


アニメ第2期はこの巻が物語の中心になるに違いないと巷では専らの噂になっている(どこの巷かはあえて言及しないでおく)。

構成
●プロローグ
●第一章
●第二章
●第三章
●第四章
●第五章
●第六章
●エピローグ
●あとがき


かなりネタバレになってしまうので、ざっくり感想を。
長門の一冊。
え、ざっくりしすぎですか…?
(ネタバレが気にならない方は「続きを読む」をご覧ください。)


READ MORE▼

2007.09.23 
有名な一冊。仕事における啓発本として出会った。

34丁目の奇跡34丁目の奇跡
(2002/11)
ヴァレンタイン デイヴィス

商品詳細を見る



恥ずかしながら、名前は聞いたことがあったが、実際の話の内容は知らなかった。個人的には「おじいさんとその子供/孫」「父親とその子供」系の話に弱いので、涙なくして読み進めることはできなかった。いい話。心がほっこり温まる。


さて、これをなぜビジネスの啓発本として読んだのかについて話したい。
配属先にて、新人研修の一つであった「店頭応援研修」の報告をプレゼンすることになった。私は発表が非常に苦手なため、全員の前で発表する前に話が上手な先輩社員さんに一通り聞いていただいた。
「店頭応援研修」に関する発表は新人研修中に合計3回経験している。そのため情報を改めて収集する必要はなかった。私が注力したのは、持ち時間30分でいかに
・研修の内容がよく理解でき
・お客様・ビジネスパートナーの生の声を感じられるか
・(新人の視点から考えられる)自社に足りていない部分は何かを伝えられるか、
であった。時間との兼ね合いと部門の特性を考慮し、お客様の生の声について触れることはやめた。

そんなこんなで事前プレゼンを聞いていただいたのだが、最後に言われたコメント/アドバイスに意表を突かれた。
「研修の内容とか、ビジネスパートナーの声はよくわかったけど、あなたはこの研修ををやっていてどう思ったの?」
確かに自分が準備したプレゼンに「自分の感想」とか、感情的な部分はなかった。というかまさかそんなことが聞きたいなんて予想していなかった。だって、仕事ってそういうもんなんじゃないの?「私情をはさむ」ことが期待され要求される(?)ことに少し驚いた。
しかし、そう言われ考えてみた。自分にとって何か感動的な出来事はなかっただろうかと。そして、あらゆる報告からカットしていた思い出がよみがえった。それは、時間をかけて他社製品を売った出来事であった。

背の高い男性に呼ばれ付いていくと、車椅子の女性がその男性を待っていた。ご夫婦のようだった。その車椅子の奥さまが、出力解像度の高い製品を探していて、現在使われている製品がどこ製のどのような機能を持ったものなのか、どこに不満を持っているから買い換えたいのかなどを私に熱心に説明する。ものすごいこだわり。話を聞いていて、この人の生活が垣間見えるようだった。仕事なのか趣味なのか分からないが、その作業がその人にとってやりがい・生きがいであることがひしひしと伝わってくる。まず、自社製品はこのお客様の求めている製品ではないと、お勧めすることを諦めた。となると、他社製品から"BEST"な製品をお選びしなければならない。しかし自分は研修生の身。この人の求める製品を選べるだろうか。他の店員さんに代わってもらおうか。…いろいろ不安は多かったが、乗り掛かった船だ、私は最後まで接客することに決めた。
出力解像度を決めるポイントは3つ。これは事前研修で習った。この3ポイントに沿って他社製品から"BEST"な製品を絞り込んでいくことに。
最初は緊張や不安で頭が混乱していたが、お客様が「じゃあここまで整理しましょう」とイニシアティブを取ってくださり、論理的に絞り込みを進めた。店員としてお客様の対極にいた自分がいつのまにか「お客様と一緒に」製品を探しているのがわかった。接客ってすごく面白いと思った。
…かれこれ1時間半程度接客していたが、お客様の使われている用紙の厚さが特殊であったため、その日は購入を断念された。私は車椅子では外出も大変なのだろうと思い、候補に挙がっていた製品の値段をすべて書き留め、カタログをお渡しして見送った。

その日の午後、私は店員さんに「あなたに電話がかかってきている」と、本来は入ってはいけないレジの中に呼ばれた。↑あのお客様からだった。電話の内容は割愛するが、「あの人(=私)は○○社の研修生で…」と電話の交代を渋った店員さんに「ここまでの経緯を話すと長くなるからあの人(=私)じゃないとだめなのよ」と主張し私に電話をかけてきてくれたらしい。自分が、先ほどお勧めした製品の競合他社であることがわかると、お客様は大変驚いていた様子だった。「あなた自分のところの製品を売らなくていいの?」と心配されたが、私の判断はお客様にとっても、研修先の店舗にとっても、そして(身元がばれてしまった以上は)自社にとっても幸福を呼んだに違いない。


この出来事は、自分と研修先店舗と研修の機会を与えてくれた自社が「お客様」の幸福(="BEST"な製品を選ぶこと)を考えていなければハッピーエンドにはならなかっただろう。 「お客様第一」を最も純粋なカタチで体験できたことは貴重なことだった。


いい加減話を戻そう。このエピソードを思い出しながら先輩社員に話していると、勧められたのが本書であった。本書に出てくるデパートは形式だけを真似ているようにも感じたが、これが文化になるといいだろうな、と漠然と思った。また、文具店でのアルバイト中「大きい声じゃ言えませんが無印ならありましたよ」などとこっそりお客様に教えていたことはそのバイト先の文具店のためにもなっていたかもな、と今になって思えたのはよかった。

そしてこのプレゼンを通し気づいた点がもう一つ。なぜ過去の3回のプレゼンは、この話がカットされるような内容になってしまったのか。自社の欠点をあげつらうような報告ばかりだった。確かに新人としての新鮮な「批判精神」(とでもいうべきだろうか)を持つことは大事で、何も知らない新人だからこそ言えることはあったと思う。しかし「自社の社風を表す「お客様第一」の姿勢をこんなに徹底的に実践したら、こんなに幸福な接客ができました。だからやっぱり「お客様第一」の姿勢は大事です。」なんて切り口で発表するチームが一つくらいならあってもよかったよなぁ。

2007.09.16 
文房具にどれほどのこだわりと楽しみを見出しているかは伝わっていると思う。使ってみた感想を書いてみたい。
rhodia.jpg

ロディア、まずはNo.11(最小サイズ)から。写真はポ−ルスミスとのコラボ?商品。しかし一般的なものは¥180(税抜き)から入手可能だ。海外ブランドの二大メモ帳の片方はこのロディアで、もう一方はモレスキン・ノートブックだと思うが、この値段の差が第一の大きく異なる点といえよう。モレスキンは約¥1600〜が相場である。


この最小サイズ、値段の手ごろさからも使用者は多く見受けられる。しかしこれを使いこなせている人は少ないのではないだろうか。
これを使うにあたり、潔い性格が必要だと、個人的に思う。というのも、これは書いて、破って(ちぎって)捨てるタイプのメモ帳であり、メモしたものをためておきたい人には不向きである。私自身、潔い性格では決してないため、せいぜい電話横のメモ帳としての役割しか果たせず、汎用できていないのが現状である。


前回紹介した「どうにも素敵な文具術」に書かれていることと同じ内容になってしまう部分もあるが、実際に使用し良かった点、悪かった点を挙げてみたい。

・用紙の厚さが程よく贅沢。書き心地が絶妙。モレスキンと異なるこの適度な厚みを持った用紙が、筆圧の高い人と筆記具にはよい。しかしさらに万年筆もいけそう。つまりこの用紙は大概の筆記具と相性がいい。
・デザインが良い。カバーは鮮やかなオレンジ色。用紙は白地だが、罫線の代わりに紫色の格子が入っており、チェックリストとしても使いやすい。オレンジ色××という色の使い方が、いかにもフランス生まれである。
・しかも作りがしっかりしている。
・まずカバー(厚紙部)が分厚く頑丈。メモ単品でポケットに入れておいても中の用紙がくしゃくしゃになったりしないのは、この厚いカバーのおかげ。撥水性があるのもちょっと嬉しい。
・そのメモカバーは360°回転させ、筆記面の真後ろにフィットする。特にNo.11は片手に収まるサイズのため、立ってメモをするのがとても楽。その点ではモバイル向きか。しかし前述の通り「切り捨て」式のため、多量なメモをしたいとき、困った。カバーのようにちぎらずにめくって後ろに貯めて書いていくか、ちぎったメモをポケットかどこかにつっこんでいかないと書き進めるのがあまり楽なものではなくなってしまう。そこの折り合いの付け方は個人の自由だと思う。
・罫線代わりの格子がメモ用紙の両面にある。No.11ではその部分が有効活用できないがサイズが大きくなると便利だろう。ただし、切り捨ててしまうタイプのメモのため、裏面は意識的に使わないと苦しい。個人的には、切り捨てタイプなのに両面使えるというのは、このメモ帳の矛盾点だと思う。

まずはこのサイズから入る人が多いだろう。正直、このような形式、サイズ、デザインのメモ帳は結構多い。しかし書き心地やちぎりやすいミシン目などの技術力は明らか。シンプルが故に、汎用性の高く奥が深〜い一品。

2007.09.07 
またしても趣味の本。購入までは相当迷った。

仕事がはかどりすぎて困る!どうにも素敵な文具術仕事がはかどりすぎて困る!どうにも素敵な文具術
(2006/10)
中島 孝志

商品詳細を見る


初めて見つけ、値段を見て買うのをやめ、
二度目も見て、やっぱり諦め、
三度目にしてついに購入。内容の割に値の張る本、というのが第一印象だった。
しかし今思うと、購入は正解だった。なぜなら、私は相当文房具にこだわりを持っているからだ。
会社にアスクルやコクヨの業務用文具の通販カタログがある、しかもかなり分厚い。もしアレが自宅にあったら、私は時間の面でも金銭の面でも過度に浪費し、廃人になる自信がある。

特に印象的だった文房具を列挙したい。
モレスキンノートブック
万年筆で使っている人を見たことがあるが、なるほどこれは相性が良さそうだと感心したものだった。モレスキンの用紙は比較的薄いため、万年筆の筆圧の低さは適していると思う。逆に筆圧の高い人と筆圧が高くなってしまう筆記具には不向きだろう。また、用紙のサラサラ感がもたらす筆記の抵抗の低さも万年筆にとてもよくマッチしているようだった。そういった理由から、残念ながら私には不向きだが。
ロディアメモ(実際使ってみた。詳細は別枠にて)
パンチキス
純粋に興味本位で使ってみたい。作った人の顔が見たい。
ローロデックス
当分はあこがれの一品。15年くらい働いたら、デスクに置いてもいいかしら。ピンク色のがほしい。
ドットライナー(実際使ってみた。詳細は別枠にて)
レーダージャンボ
これも作った人の顔が見たい。本書購入当時に友人mkから「そろそろ消しゴム買うんだけど、その本のおススメの消しゴムって何?」と言われ、一応これを紹介した。笑った。
ノック式修正ボールペン「パワコレ」
修正ペンは使い勝手抜群のに未だ出会ったことがない。気になるのはこれと、三菱鉛筆の修正ペン。ぜひ使い心地を比較したいジャンルの一つ。

仕事がはかどりすぎるか否かは結果が出ていないが、多かれ少なかれ仕事に副次的楽しみが生まれることは約束できよう。

2007.09.06